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あっ、みつかっちゃった。これからもよろしくm(__)m

ROYAL HUNT LIVE IN OSAKA 2011
前置きです。。


2011年4月26日(火)。大阪心斎橋クラブクアトロにて行われたROYAL HUNTのライブに行ってきました〜。

今回のライブはDCクーパーが期間限定で復活!というのを聞きつけていち早くチケットを取りました。

ライブは1人で参戦でしたが、ライブに来るのはRATT & WINGER以来という隣の人と楽しくロックのことを語れたので良かったです。

今回のライブは一部で集金ライブと揶揄(某超有名音楽評論家兼DJ)されましたが、集金でも何でもDCが一時的でも 復活してくれるなら、こんな嬉しいことはありません。

ライブを見て、DCとアンドレのわだかまりが解けたことが実感できたし、何より素晴らしいパフォーマンスだったので行けてよかったです。

DCは、魅力あるフロントマンがみなそうであるように、笑ったり微笑んだり、大きく目を見開いたり、時に真剣になったりと様々な表情をライブで見せてくれました。

ライブに大感激したので、今回のレポは行った日と翌日の通勤の電車及び通勤途中の喫茶店の中で一気に書き上げました(まとめるのには時間がかかりましたが)

下のレポではなんか真面目な印象になっちゃってますが、DCはMCも日本語を沢山使ってくれたし、"Last Goodbye"では、何回もコーラスパートをやり直させられたり、他の曲でも真面目に歌い出だすのかと思うと歌うのを止めて突然止まっちゃったりとか、楽しいことや笑っちゃうこともいっぱいありました。
その辺りはレポには上手く取り込めていないけど、今回のライブの雰囲気が少しでも伝われば嬉しい限りです。


2011/5/1

ROYAL HUNT LIVE IN OSAKA 2011

@ 心斎橋クラブクアトロ  2011/4/26 TUE


ライブ前の曲はなんかおおよそロックっぽくない曲。

午後7時、場内が暗転し、いよいよ始まるかと身構えているとなんか「シーン…」と静まり返る場内。

気の抜けた観客が「エーッ?!」となった後、また沈黙が続き。。
その後賛美歌?のようなコーラスが長い間流れて。。。

メンバー登場!最後に登場したDCはフード付きマントで全身をすっぽり覆い隠している。曲が始まり、マントを脱ぎ捨て歌いだすDC。
黒いシャツに、黒い皮パンツ。ゴーグルっぽい薄い色のグラスをしている。1曲目はPARADOXアルバムから、"Rever Of Pain"。

DCが今もすごくカッコいいことに驚いた。ってか正直目はハート。曲中、大股開きでアクションを決めまくるところや、要所要所でピタっと動きを止めるところとか動きにキレがあり、あれから16年(初来日時1995年)も経ったなんてとても思えない!

声もすごくよく出ていて、DCってやっぱり上手いヴォーカリストだと強く感じる。

PARADOXの完全再現と銘打った今回のツアーだから、当然次も同アルバムの2曲目"Tealing Down The World"。コーラスの「Tealing Down〜」はみんなで大合唱。DCもとても嬉しそう。実は最初"Last Goodbye"だと思った私(汗)

3曲目は"Message To God"。ついにグラサンを取っ払ったDC。うわぁーカッコいい〜。ってもう狂喜乱舞(嬉)の私(爆)

この曲のコーラスパートを観客に歌わせるととても嬉しそうに微笑むDC。背後でキーボードを弾くアンドレも満足そうだ。

静かなイントロから"Long Way Home"。DCは間奏の時もキメのポーズを取ったり、リズムを取ったりして少しもじっとはしていない。だから私達も彼の一挙手一投足に釘付けになる。本当に華のあるフロントマンだ。

曲のラストは嵐のSEになり、アンドレが一人ステージに残って音響効果を担当している。

"Time Will Tell"。DC、着替えを済ませてTシャツ姿で登場。ROYAL HUNT(?)の黒Tシャツのようだ。よく観ると胸元の銀のペンダントはROYAL HUNTのシンボルマークの紋章デザイン。彼が今でもROYAL HUNTを大切に思っていることがよくわかる。

2人のコーラス隊(マリア&アレキサンドラ)は、シスター風の衣装で出てきた。

この曲のキーボードでは、アンドレと背中合わせで別パートをこなしているのは、ベースのアンドレアスだった。キーボードも出来るなんて器用な人なんだなと思う。

次の"Silent Scream"では曲中、DCがベースの彼の横でエアギターを弾く姿も見られた。今日のDCはとても楽しそうだ。

PARADOXアルバムの終曲、"It's Over"。ヴァースの部分では、DCは左胸に手を当てて、ゆっくりと腕を体の横に広げて雰囲気たっぷりに歌いだす。DCはどの曲も表現豊かに曲の世界を歌い上げていて、見ているこちらも引き込まれてしまう。 どの曲の間奏中もDCは曲に合わせてポーズを決め、オーディエンスを煽り、ほとんどじっとしてはいない。 それでいて声量も表現力も充分すぎる位ある。ほんとに素晴らしい歌い手だ。

PARADOXのラストはメンバーが退き、あとに残されたステージには宗教音楽のような物悲しい雰囲気の曲が流され続けた。
そして、聞き覚えのあるイントロが!
"Last Goodbye"は、DC初参加のアルバム(ミニアルバムは除く)、[MOOVING TARGET]のオープニングを華々しく飾る曲で、りっちぃも大好きな曲。(ホントはこの曲が今日のライブのオープニングじゃないかなと思っていた)

「Last Goodbye!」のコーラスパートは皆で大合唱。何度も何度もやり直さされたけど(笑)

続くのは、DCの「シッテイナイトイケナイキョク(?)」とあまり上手でない日本語で紹介された"1348"。あーっ、昨日[MOOVING TARGET]アルバム聴いといてよかったーと思う。

DCが東日本大震災のことに触れ、「Earthquake & Tsunami…」と言い、「…Remember 1995.」とオーディエンスに曲名を促す。 皆口々に「Far Away!」と叫ぶ(もちろん私も)

じっくりと歌を聴かせた後、「アリガトゴザイマスStranded!」とDCが叫び、曲が始まったけれど、悲しいかなすぐに思い出せない私。なんか曲が上滑りしていく。頭の中でこの曲しっかり思い出せない〜、ともどかしかった。

曲の途中では、DCが後ろのアランのドラムの傍に行き、アランを立たせてドラムに鎮座すると、なんと!DCがドラムを楽しそうに叩き出したではないか。退かれたアランはステージ前で観客に挨拶?した後、ビールを持ちアンドレの側に。DCが叩くドラムを聴いてアンドレも笑っている。アランは、といえばあまり表情を変えない。クールな人だ。

存分にドラムを叩き終えたDCがドラムから出てきて、日本語で「ビールヲクダサイ」と言いビールを飲んだ。

このあと、上手いヴォーカリストがよくやる、オーディエンスに「自分の後についていろんなコーラスパートを歌わせる」遊びが始まった。最初は簡単なパートだったが、最後は息が続かなくなった。DCのようには誰も歌えないので仕方がない。
私もやっと曲の最後にこの曲"Stranded"を思い出せた(遅いっ!)

DCが「What Song(?)」と言い、次の曲をオーディエンスに叫ばせる。ピン!ときた私。「Time!」と叫んだ。何人かも「Time!」と言い、DCの曲名コールの後、"Time"が始まった。出だしがア・カペラかどうだったか忘れたけど、神妙な面持ちで歌い始めるDC。続く、「T〜ime!」の歌唱では口を大きく開けて歌う。この曲はライブ前、実は一番よく頭の中に流れてきた曲で、あ〜本物のDCがいま目の前で歌ってるぅ〜と感動した。けれど同時にそろそろ本編は終了なのかなとも思う。

DCは力いっぱいの熱唱で観客を沸かせた。

"Time"が終わった後、ステージが暗転。その後メンバーがご挨拶に現れた。みんなTシャツ等を着ていたけれど、DCだけ上半身裸だった。(キャーッ!)DCの真っ白な肉体は筋肉質じゃないけど、均整が取れていてセクシーだなと惚れ惚れした。

アンコール。ギターのヨナスのみ登場。なかなかテクニカルなソロを聴かせてくれる。
途中、左指のポジションも人差し指(?)を使ったりと器用な感じ。後ろからおもむろにアンドレが現れて、肩からはリモートキーボードをぶら下げている。アンドレが弾いたフレーズをヨナスがギターで再現してみる形式のユニークなジャムになっている。

アンドレはヨナスがお気に入りのようだ。アンドレは初期のライブではいつも背後にいる印象だったので、すすんで前に出て来ていたので驚いた。(これは私の思い違いだったかも)目の前で見るリモートキーボードは迫力満点で、アンドレの軽やかな指裁きが見れて感激だった。

その後、ベースとドラムスが出てきてリズムを取ると、それに合わせてアンドレがヨナスの肩を組み2人で足を挙げて楽しそうに踊っている。

またステージが暗くなり、少し経ってメンバーが現れた。2人のギター、ドラム、アンドレ。何故かみんな白い長袖のナイトウェアを上だけ着ている(パジャマかも?)アンドレの呼びかけで最後にDCが登場。彼も当然同じようなものを着ている。DCは観客に挨拶し、今回のライブの開催地「Russia、Tokyo、Nagoya」の名を挙げたあと、最後に観客に「大阪!」と叫ばせた。

そして"Epilogue"が流れてきた。DCは白いウェアを脱いで、黒いTシャツに!よく見るとROCK ROCKの15周年アニバーサリーTシャツだ。デザインは閻魔大王。目を閉じ情感たっぷりにこの曲を歌い出すDC。もう、この曲が最後の最後だということをバンドも観客も解っているので、何ともいえない寂しい気持ちになってくる。曲の中盤、DCは目に涙を浮かべていた。今まで陽気に振舞っていたDCがまさか涙を流すなんて!と驚いた。涙は汗とともに頬をつたい、頬には涙のひとすじの跡がはっきりと見える。 汗と涙を流しながら懸命に歌うDCを前にして、彼がほんとにこのライブでさよならなんだと思い、私もなんだか泣きたい気持ちでいっぱいになった。

曲のエンディング、DCがアンドレとしっかり抱き合っている姿は感動的だった。このままDCがバンドにいてくれればいいのに、と思わずにはいられなかった。最後はメンバーが前方の観客に向かって手を伸ばしてくれた。私もかなり頑張って、前のほうに突入し、ギター、ベース、ドラムスとバックコーラスのマリアとタッチや握手が出来た。DCにはあともう少しの距離で触れられなかった(くー、残念)

今回、ほんとに素晴らしいライブパフォーマンスを見せてくれたDC。やっぱりDCは天性のフロントマンだということがよくわかり、私の記憶にいつまでも残るライブになった。
いつの日か、彼が正式にROYAL HUNTに復帰することを私は心の底から願っている。


♪SET LIST♪

01. The Awakening〜River Of Pain
02. Tearing Down The World
03. Massage To God
04. Long Way Home
05. Time Will Tell
06. Silent Scream
07. It's Over

08. Last Goodbye
09. 1348
10. Far Away
11. Stranded
12. Time

〜 encore 1 〜
13. Jonas Guiter Solo〜Andre keybords & Jonas Guiter Jam

〜 encore 2〜
14. Epilogue



2011年04月29日作成




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